
カフェと喫茶店のおはなし
おしゃれなカフェもいいけれど、昔ながらの喫茶店や、ここ数年、下町エリアに増えている、
工場や倉庫をリノベーションしてインテリアにもこだわったカフェが注目されています。
カフェスペースの横に本屋さんがあって、カフェで本を読みながらコーヒーと軽い食事ができるブックカフェ。
アンティーク家具とおしゃれに組み合わせたグリーンインテリアの販売もしていたり、広いスペースを活かした楽しいお店がたくさんできています。
喫茶店はいつから?カフェとの違いは?
私はコーヒーが大好きです。喫茶店といえば「名古屋」を思いつきます。
名古屋の方は「喫茶店」が好き!だそうで、コーヒーの消費量は意外と少ないそうです。
日本で一番コーヒーの消費量が多い都道府県が京都府とは、和のイメージが強いので意外ですね。
私は関東在住ですので、身近な東京都内にある昔ながらの喫茶店も気になります。
上野浅草エリアにはそのような昔ながらの喫茶店がたくさんあります。
いまから130年前の明治21(1888)年に東京・上野に日本初の本格的な喫茶店が出来たのが始まりとのことです。
カフェと喫茶店はどう違うのか?答えは営業許可内容だそうです。
カフェ=お酒や調理した食事を提供できる「飲食店営業許可」を持っている。
喫茶店=加熱くらいで調理をしない食品のみの提供。お酒は提供できません。「喫茶店営業許可」での営業です。
東京下町カフェ事情
数年前から人気のある谷根千エリアや、道具街で有名な合羽橋、上野、蔵前、浅草橋などでは、元々あった工場や会社、倉庫を再利用したお店がどんどん出来ています。
カフェだけではなく、靴やカバンの工房。アートスペース。アンティーク家具や雑貨のお店。
作家さんの器やカトラリーなど生活道具のお店。きれいに展示された古本屋さん。
布や毛糸のお店など、このようなお店巡りはとても楽しいものです。
以前、食器や調理道具をまとめ買いするために合羽橋に行ったときに、
たまたま入ったカフェは、カウンターのみの小さなお店でした。
店内照明を落としていて、とても落ち着いた雰囲気のJAZZを聴かせる素敵なカフェでした。
夜はお酒も提供しています。店内造り付けの棚には、数えきれないCDをディスプレイしつつ並べてありました。
上野には元工場を利用した木製品の工房があり、工房の正面は元会社をリノベーションしたブックカフェがあります。私が好きなお店のひとつです。
左側のスペースは1Fが観葉植物のお店になっていて、2Fはアートスペースになっています。
右側のスペースは1Fがアート関係の本が充実した本屋さん。
店内にはソファーやテーブルが並べてあって、自由に座って本を選びながらコーヒーや軽い食事ができます。
本棚の近くには作家さんの器やお皿、カップも展示販売しています。
本屋さんの2Fにはアンティーク家具が並んでいて、2Fの一角では陶芸教室や英会話教室をやっています。
オープンな雰囲気なので、気軽に参加できるのもうれしいところです。
こんな楽しいカフェや喫茶店には、つい通いたくなってしまいます。
昭和の懐かしさが漂う喫茶店や、いろいろな体験ができる魅力にあふれたカフェなど。調べて巡ると、下町散策もより楽しいものになりますね。
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